三河 正典 (Masanori Mikawa)

 東京藝術大学作曲科および指揮科に学んだのち、パリ・エコール・ノルマル音楽院に留学、満場一致の首席で卒業。作曲を北村昭、佐藤眞、近藤譲、池野成の各氏に、指揮を小林研一郎、松尾葉子、秋山和慶、河地良智、ドミニク・ルイッツの各氏に師事。さらに、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの元で研鑽を積む。
  第4回ブルー・ダニューブ国際オペラ指揮コンクール第4位、審査員特別賞受賞。ブルガス歌劇場(ブルガリア)にてヴェルディ作曲「椿姫」を指揮。
  これまでに日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、京都市交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、サンクトペテルブルグ交響楽団、ロシア・トムスクフィルハーモニー交響楽団、サンクトペテルブルグ・カルペ・ディエム室内管弦楽団、パザルジク交響楽団(ブルガリア)、浙江交響楽団(中国)、小田原フィルハーモニー交響楽団、湘南弦楽合奏団、ヴォーチェ・ソナーレ(合唱団)など、国内外のオーケストラ、合唱団を指揮する他、新国立劇場、二期会をはじめとするオペラ公演や、サイトウキネンフェスティバル、アルゲリッチ音楽祭などで合唱指揮者、アシスタントコンダクターとしても活動している。
  2005年〜2007年、日本フィルハーモニー交響楽団指揮研究員。
  現在、東京藝術大学および東京音楽大学、同大学院指揮科、声楽科(オペラ)講師を務め、後進の指導にもあたっている。